小笠原からの便り1
こんにちは
はじまして、akiと申します。
今回、足摺農園様とはご縁がありまして、このブログに小笠原のことについていろいろと書かせていただくことになりました。
さて、なぜ小笠原のこと?
という話ですが、私がすんでいるのが小笠原母島なのです。
小笠原についてのリアルな生活・情報についてお伝えできればと思っております。
拙筆ではございますが、よろしくお願いします。
さて、去年、屋久島、知床、白神山地に続く日本で4番目の世界自然遺産に登録された小笠原ですが、今回はいろいろな基本情報についてお伝えしたいと思います。
小笠原は東京から南に約1000kmの場所あります。だいたい沖縄と緯度が一緒です。
なので、亜熱帯ですね。
住所は東京都小笠原村。
一応、東京です。(笑)
小笠原は30ぐらいの島々の集まりですが、人が住めるのは父島と母島の二つだけです。
人口はだいたい父島で2000人、母島で500人ぐらいですが、特に父島とかは観光客も多く、住んでる人の中にも短期で住所変更をしていない人もいるので、実際にはもう少し多いと思います。
携帯電話もdocomo、AU、ソフトバンクが通話可能です。
(母島はAUは不通、ソフトバンクは近々通話可能)
テレビは、NHK、教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、
MXテレビの8局+BSが入ります。(意外と多いですよね)
インターネットも去年、海底光ケーブルが開通したので、早いです。
でも、電話番号は市外局番は04998となっています。
あと、小笠原への移動についてですが、
6日に一度(正月や夏休みなど時期は3日に一度)の定期便のおがさわら丸のみです。(東京竹芝桟橋〜父島)
時間は25時間半かかります。
さらに50km南の母島にはははじま丸という定期船(父島〜母島間 2時間10分)に乗らなければなりません。
飛行機などはありません。
(ただし、島内で急病で緊急搬送などがある場合はヘリがでます。)
そういうわけで、島の生活は土日の休みの一週間のサイクルというよりは
人と物資がはいる入港日と人が出ていく出航日が島民のサイクルになります。
(入港日には品物が商店にならぶので皆その日に買いだめをする。)
(母島メインストリートを望む、商店はJA、漁協、前田商店の3店舗)
(今の時期は乳房山に雲がかかり、湿度が高い。)
内地の生活とはだいぶライフサイクルがちがいますよね(笑)
このような感じで気候もライフサイクルも違う土地ではありますが、これからも少しずつ紹介していけたらなと思います。