ashizuri-nouen’s blog

高知県土佐清水の足摺農園。土佐ジローな日々を綴ります!

卵の賞味期限

今回は卵の賞味期限についてです。
卵の賞味期限についてはご存知の方も多いと思いますが、
お知らせしておきます。

卵の賞味期限表示は、平成11年に食品衛生法施行規則の改定によって義務付けられました。
その期限の設定は、食品衛生の観点から科学的な根拠を基に、各業者が表示しています。
卵の賞味期限は、サルモネラ菌の増殖が起こらない期間を基準にして「生で食べられる期限」として設定されています。
その期間は保存温度によって異なり、保存温度による生食できる日数(理論値)と過去5年間の平均気温など、
英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出された科学的根拠により決められています。
これによると、夏期(7〜9月)採卵後16日以内、春秋期(4〜6月、10〜11月)採卵後25日以内、冬期(12〜3月)採卵後57日以内が生食できる期限となるようです。
実際に売られている卵の賞味期限は、新鮮・安全なものを届けるために、算出された期間よりも短い日数が設定されています。
卵の賞味期限は「生で食べられる期限」なので、賞味期限が過ぎても、食べられなくなるわけではありません。
賞味期限の過ぎたものは、できるだけ早く加熱調理をして食べて下さい。