にわとり王国土佐その2
今回は、日本最古の鶏「地鶏」の紹介です。
紀元前3世紀ごろ渡来し、古代鶏に最も近い品種です。
「地鶏」という名前の由来は・・・なんとなく想像がつきますが「地元の鶏」ということで
江戸時代から使われていたようです。
主な飼育地は高知県・三重県・岐阜県・岩手県で、昭和16年に岩手県を除く
3県の鶏が天然記念物に指定されました。
それぞれ地元の名前が付いており、高知県は土佐地鶏(土佐ジローの父親)、
三重県では伊勢地鶏、岐阜県では岐阜地鶏と呼ばれています。
では、なぜ岩手県(岩手地鶏)が他の3県の鶏と同じように天然記念物に
指定されなかったか?
岩手地鶏は昭和50年に再発見されるまで絶滅したと考えられていたようで
その後昭和59年に天然記念物に指定されました。
ここで問題・・・天然記念物は食べてもいいのか?
少し調べました。
・文化保護法には特に明記がない。
・文化庁長官の許可なく採取、伐採が禁止されているが、
天然記念物の中には、人工的に栽培、飼育されたものも含まれる。
・天然記念物の軍鶏、烏骨鶏は食べている人もいる。
答え(私なりの解釈)
自然のものは勝手に取れないから=食べれない。
家畜化されたものは=問題ない。ということか?
ちなみに、特別天然記念物は食べてはいけないようです。